宇宙開発事業団

環境観測衛星「みどりII」(ADEOS-II)搭載の地表反射光観測装置(POLDER)は可視から近赤外にかけた8つの波長帯の自然光と偏光の画像を取得します。この2つの画像は、2003年2月1日にイベリア半島と北アフリカを観測した自然光(左)と偏光(右)の画像です。これらの画像は、443nmを青に、670nmを緑に865nmを赤に振り分けてカラー合成した画像です。左の自然光の画像では、雲を白、海を濃い青で、地表面は植生を赤で、土壌を茶色や黄色で明確に識別することが出来ます。